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ハイパワー化した最新鋭のリッタースーパースポーツたちを、ロードレース経験のない自分でも臆することなくアクセルを開けて楽しめたのは、この新作タイヤのおかげかもしれない。『ダンロップ SPORTMAX α-13 SP』だ。


フロントの接地感がとても高く、安心してコーナーの奥まで突っ込める。ウォームアップも早く、1周目から積極的に走れる低温時の安定性も目を見張るものがあった。


試乗したのは筑波サーキット2000にて、 ヤマハ YZF-R1M、ホンダ CBR1000RR、スズキ GSX-R1000、BMW S1000RRといった1000ccスーパースポーツモデルで走った。

『ダンロップ SPORTMAX α-13 SP』は、主に600cc超のビッグバイク向けとなる『α-13 SP Z』(Zレンジ)と、国内、アジア選手権などで250/300ccクラスへのワンメイクタイヤとしても使われるプロダクションレース対応レーシングスポーツラジアル『α-13 SP H』(Hレンジ)の2本立てとなるが、今回試したのは『α-13 SP Z』だ。


近年、車両の高性能化に伴い、サーキットを気軽に楽しめるエントリーレースや走行会が増加傾向にある。ダンロップのスポーツラジアルタイヤには『D212GP』がラインナップされてきたが、それでは本格的過ぎるし、また従来の『α-13』では物足りないというユーザーの声が高まりつつあった。


そういった要望を受け、新たに開発されたのが、扱いやすくハイパワーを受け止められるポテンシャルを持つ今回の『α-13 SP』となる。強力な接地感、タイヤウォーマーを使わなくてもいい低温特性、1イベント+練習もこなせるライフを合わせ持ち、サーキット走行がより身近に、もっと楽しめるタイヤになっている。
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【試乗記】サーキットがより身近に、もっと楽しめる欲張りな高性能タイヤ! 「ダンロップSPORTMAX α-13 SP」:青木タカオ originally appeared on Autoblog Japan on Tue, 03 May 2016 04:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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